私が2022年の社会保険労務士の受験し合格した際に使用したスタディング(STADYing)の社労士講座について感想やおすすめポイントを書いていきます。特に問題演習の解答が詳しく書かれていることが勉強に非常に役立ちました。
スタディングを選んだ経緯、理由
社労士の勉強をしようと思ったのが2022年3月中旬でした。そこからは半年程度しかなく、すぐに勉強を始めたかったのもあり、本来ならいろんなスクールから資料を取り寄せてネットの評判なども見て慎重に検討すべきかなとも思いましたが、以下の理由でスタディングで勉強を始めました。
- 申し込んだらすぐに受講が開始できる。
- 通信講座を前提としている。
- 無料講座を受けてみて講師に対する拒否反応がなく聞きやすいと感じた。
- 価格が5万円程度と大手予備校などに比べて非常に安かった。
- Webテキストが前提のため、オプションで購入しない限りは膨大な紙のテキストがない。
最後の「紙のテキストがない」というのは、マイナスポイントかと思われますが、
・あまり仰々しく膨大な量のテキストが送られてくるとそれだけで戦意を喪失しそう
・家族にも軽くちょっと勉強してみるぐらいのノリで説明した
というところからは、むしろテキストがないというのが私にとってはプラスのポイントでした。
私が使った市販テキストなどはこちらの記事をどうぞ。

実際にスタディングを利用して合格した後の感想
スタディングをメインに利用して、2022年の社労士試験に合格できました。実際に使ってみての感想です。
ハード面
授業映像の倍速再生が可能
授業は基本講座で120時間程度、総まとめ講座で20時間程度あります。
スタディングでは、0.5倍、1.25倍、1.5倍、1.75倍、2倍、2.5倍、3倍速で視聴が可能です。ただ2倍を超えるとついていくのが困難でした。大体1.5倍速で聞いていました。
再生速度を選べることで基本講座を自分に合ったスピードで時間を節約して閲覧することができました。
授業映像はスマホアプリにダウンロード可能
授業映像は、スタディングのスマホアプリにダウンロード可能です。
あらかじめ家でダウンロードしておくことで、外ではスマホの通信量を気にせず受講することができました。
また、各動画のチャプターが比較的短く15分程度以内なので隙間時間に学習をすすめるのにも適していました。
AI問題復習の機能で偏りなく問題演習が可能
2022年5月ごろにリリースされた機能で「AI問題演習」機能があります。
使った感想として、あまり「AI」感は感じませんでしたが、問題演習としては満足でした。
今まで解いた問題を一定の間隔(これも設定可能)で出題してくれます。おそらく間違えると順番が早く回ってくるぐらいの機能だと思います。
全科目の問題を復習でき、特に科目を選択したりする必要もなく、「AI問題復習」を選べば問題を出題してくれるので、パッと始めれます。そして、好きなところで終了することができます。
私は、朝起きた時や往復の電車、昼休みの時間など、時間があれば、とりあえずこの「AI問題演習」をやっていました。
テキストや授業の内容
問題演習の解答・解説が素晴らしい
スタディングで最もよかったのが、スマート問題集の問題演習の解説のすばらしさです。
単に正解、不正解とその説明だけでなく、引っ掛けポイントやその論点に関するスライド、条文が豊富に含まれています。
そのため、問題演習をしながらその問題周辺の知識の整理や暗記ができるようになっています。
書籍の問題集だと紙面の都合で解説は3行から4行程度で図や表が入ることは稀ですが、Webの特性を上手く生かしていると思います。
正誤で、「▲▲の場合は、●●●しなければならない」という問題で正解が○であれば、あっさりした書籍の問題集だと解答の説明は「問題文の通り。●条●項」だけということもあります。紙面の都合もあるので条文までは載っていないことが大半です。
しかし、スタディングでは、「●●●しなければならない場合の一覧」のスライドや、▲▲に似たようなものについて「△△の場合は●●●する必要はありません。」という引っ掛けポイント、条文などが豊富に記載されています。
これにより、問題を解きながら、その問題だけでなくその論点全体の整理、暗記が可能です。
スマート問題集(1問1答の正誤)が1760問あり、過去問の5択がセレクト問題集として158問収録されており、この問題演習と解説だけで相当の範囲がカバーできます。
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Webテキストのスライドが豊富
Webテキストでは、理解、暗記するための図や表のスライドが多用されています。条文や文章だけでは理解しにくい論点も、これにより理解や暗記がしやすくなっています。
また、科目横断のスライドも多くあります。(各科目で共通するような論点、例えば文書の保存期間など、について各科目での共通点、違う点を並べてスライドにしてくれていて、社労士勉強では定番的な勉強の仕方のひとつです。)
この科目横断のスライドが講義の前半の労働基準法や労災法から後半で勉強する社会保険科目の項目を含めて多くでてきます。
そのため、同じ科目横断のスライドを複数の科目で繰り返し学習することになり効率的に暗記できます。
私の場合は、Webテキストから、これは暗記しておこうという図や表だけをスタディングの「マイノート」という機能で作るノートに張り付けておいて、まとめて紙に印刷して勉強のときに利用していました。

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映像講義は十分な時間が用意されている
授業は基本講座で120時間程度、総まとめ講座で20時間程度あり、十分な時間があります。
特に総まとめ講座では、独学では対応が難しい労働一般、社会保険一般に関する、統計、白書についても時間を割いてくれています。
講義のなかでも試験対策に力点を置いた説明をしてくれる
動画授業のなかでも、過去問や本試験を意識した説明をしてくれます。
各論点で過去問を取り上げて引っ掛けポイントなども説明してくれるとともに、「難しい場合は、これだけは覚えて試験会場に行きましょう」や「社労士試験は伝統的に●●の論点がほんとによく出るんです」など試験を意識した説明をしてくれます。
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Webテキストはかなりのボリューム
スタディングのWebテキストはかなりのボリュームです。オプションのテキスト印刷を購入すると、おそらく大手専門学校のテキストと同等の量になるのだと思います。
大手専門学校と同様に、過去問などで出た範囲はほぼ網羅するように保険をかけている作りになっているように感じました。
これをすべてやりきれれば、95点~100点満点で合格できるテキストになっていると思いますが、大手専門学校と同様に試験の合格という点ではオーバースペックな点は否めません。
真面目にWebテキストをすべてこなそうとすると大手専門学校でも同様ですが、パンクして後半は消化不良になってしまう危険があります。
私は、有料オプションのテキストの冊子は購入せず、講義を一通り聞いた後は、市販の社労士のテキスト(大原出版の「読めばわかる!社労士テキスト」、TACの「横断総まとめ」)を使って復習していました。
Webテキストについても無料体験で確認が可能です。
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QAチケットがあれば講師へ質問可能
教室での生講義であれば授業が終わったあとに講師に質問が可能ですが、通信講座では、そうはいきません。
スタディングでは、QAチケットがあればweb上で質問が可能です。コースによっては、あらかじめQAチケットがついてきます。
私の場合は、QAチケットがないコースでしたが、疑問点はグーグルで検索すれば大抵のことは分かりますので質問ができないことでの不便は特に感じませんでした。
まとめ
今回は、私が社労士試験を受験し合格した際に実際に利用したスタディングの社会保険労務士講座について思ったことを書いてきました。
通信で勉強しようとしている人には、価格面も大手予備校と比較して非常に安くコストパフォーマンスに優れていると思います。
特に社労士試験では問題演習での知識の定着が重要ですので、スタディングのスマート問題集の充実した解説は特にお勧めできるポイントです。
もしも生まれ変わったら、やっぱりスタディングで勉強すると思います。
ちなみに、コースは、直前対策答練・合格模試がついていないベーシック、直前対策答練・合格模試付きのスタンダード、さらにQAチケット付きのフル、がありますが、価格のバランスから迷わずスタンダードを選ぶと思います。
予備校のテキストは使わず市販テキストでフォローしながら学習するという方針であれば、価格も安く始めやすいスタディイングの社会保険労務士講座を検討してはいかがでしょうか。
私が使った教材などはこちらの記事をどうぞ。



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