社労士試験の択一式はバツの選択肢を探すテストです

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択一式には、「正しいものを選べ」という設問がありますが、文章が正しいと判断するのは例外規定などあり難しいです。社労士試験の択一式は基本的にはすべて「間違った文章を探す間違い探し」のテストです。

社労士試験の択一式

社労士試験の択一式試験は、7科目(労基法安衛生法、労災法、雇用保険法、社一・労一、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法)の各10問の合計70問で、それぞれの問題が5択です。

その5択は以下のパターンで出題されます。(かっこ内の問題数は2022年の社労士試験での出題)

  • 単純な正誤の選択問題
    • 5つの文章から誤っている1つを選ぶ(29問)
    • 5つの文章から正しいもの1つを選ぶ(32問)
  • 組合せ問題
    • 5つの文章から誤っているものの組み合わせを選ぶ(2問)
    • 5つの文章から正しい選択肢の組み合わせを選ぶ(3問)
  • 個数問題
    • 5つの文章のうち誤っている選択肢の数を解答する(1問)
    • 5つの文章のうち正しい選択肢の数を解答する(2問)
  • 選択問題
    • 事例問題や計算問題で5つの選択肢から選ぶ(1問)

問題数では5つの文章から正しいものか誤っているもの1つを選ぶ単純な正誤の選択問題が70問中60問と大半を占めています

それ以外のパターンは10問程度です。また、午前に選択式があるので事例問題や計算問題の選択問題はほとんど出題されていません。

個数問題は難易度が高いうえに、全体での出題も少ないのでスパッと諦めるのも作戦のひとつです。

正しいものを探そうとしてはいけない

上述の通り、社労士試験の択一式の出題は、5つの文章から正しいものか誤っているもの1つを選ぶ単純な正誤の選択問題が大半です。

このなかで「誤っているもの1つを選べ」という問題はそのまま誤りの1問を探せばよいだけです。

一方で、「正しいもの1つを選べ」という問題については、試験慣れしている人にとっては当たり前のことですが、正しいものを探していては解答にはなかなかたどり着けません

文章から誤りを探すのは簡単ですが、その文章が正しいと判断するのは難しいからです。

誤りを探す場合は基本的にはその文章に記載されているキーワードを見ていき、どれかが誤っているというので比較的容易に判断できます。

しかし、その文章が正しいかどうかは文章に書いてあるキーワードがすべて正しいとしても、その例外がないかなど文章に書いてないことも含めて正しいと判断しなければならず、なかなか難しいです。

したがって、試験では「正しいもの1つを選択しろ」は「誤っている4つを探して消去法で正しい選択をを選べ」と読み替えて問題を解いていく必要があります。

組合せ問題や個数問題も同様に、各選択肢で「その文章で誤っている部分を探す」⇒「その結果正しいものの個数や組合せを解答する」という考え方で解いていく必要があります。

普段の問題演習でもバツを探す意識で解く

受験生の多くは、普段は1問1答の正誤問題で問題演習をしていると思います。

その問題演習でも日ごろから「その文章からバツの部分を探す」ことを意識して問題演習に取り組んでおきましょう。

また、解答が〇の問題では、文章中のキーワードをそれぞれしっかり押さえて「ここを変えてきたらバツだな」「この条件があるから〇だから、ここがなければ × だな」など、バツを探す想定をしながら問題を解き、解答を確認していくことが必要です。

問題演習は繰り返し解いているとある程度覚えてしまい、問題文を読めば反射的に正誤が分かってしまうことがあります。
しかし、本試験で問題演習と同じ文章がでることはありません。
一旦立ち止まって問題文をじっくり読んでキーワードを確認してながら「×を探す」意識で解いていくこと、解説を読んで「論点がここで、こう変えてきたらバツだな」と想定しながら学習することで本試験での応用力につながります。

スピード重視ではなく深度重視で問題演習に取り組むことが望ましいでしょう。

今回は、社労士試験の択一式の解答の思考方法と学習方法について書いてきました。

問題が「正しいものを選べ」でも、バツのものを4つ見つけるのが解答の早道です。

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